【韻堂】音作りの理念
韻堂(うんどう)音作りの理念における「韻堂」の漢字は、Lynx Designの審美観とケーブルサウンドへの理解、そして科学的な音作りの理念を包括的に表現しています。
中国古代より継承される礼楽文化において、韻律は自然の摂理であり万物の根源とされ、春秋戦国時代には三分損益法によって五音と十二律呂が定められました。Lynx Designはこの音韻分割の原理からケーブルチューニングの重要法則とインスピレーションを獲得し、理念的基盤を確立しました。
交流電気は正弦波を描き時間と共に周期的に変化する特性を持ちます。この特性を活用し、Lynx Designは完全な位相周期を12等分に分割し、六度音階と連動させてケーブルチューニングを実施。これにより音響基準と基礎最適性能を確立しています。
ケーブル設計において最も重要なのは、ライブ会場や劇場の空間構築に似た音響空間の完全性保持です。不適切な処理は音響表現を著しく損ないます。Lynxは設計初期段階から空間概念を音作りの設計に組み込む一貫した手法を採用し、これが他社にない音調整特性を形成しています。

Lynx W(Wave Wide White)
バランスの取れた全体感、冷静でストレートな表現、豊かな階層感、優れた情報開示力

Lynx S(Silky Slim Symphony)
生き生きとした躍動感、繊細で滑らかな質感、シルクのような滑らかさ、力強い生命力